大垣共立は冴えない、外債売却損響き23年3月期最終益予想を下方修正
大垣共立銀行<8361.T>は冴えない。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想を見直したと発表した。経常収益の見通しは1180億円から1217億円(前期比5.5%増)に上方修正した。半面、最終利益の見通しは85億円から45億円(同57.6%減)に引き下げており、嫌気されたようだ。
銀行単体の有価証券運用のうち外国債券において、外貨調達コストが利息を上回る状態が続く可能性が高いとみて、逆ザヤの軽減に向けこれまで外国債券の含み損の一部実現を進めてきた。23年1~3月期においても同様の取り組みを進め、影響を業績予想に反映させたという。一方、「顧客向けサービス利益」は順調に推移し、目標としていた黒字化を達成できる見込みだとしている。
出所:MINKABU PRESS
銀行単体の有価証券運用のうち外国債券において、外貨調達コストが利息を上回る状態が続く可能性が高いとみて、逆ザヤの軽減に向けこれまで外国債券の含み損の一部実現を進めてきた。23年1~3月期においても同様の取り組みを進め、影響を業績予想に反映させたという。一方、「顧客向けサービス利益」は順調に推移し、目標としていた黒字化を達成できる見込みだとしている。
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