ユニバーサル、今期経常を一転84％増益に上方修正

　ユニバーサルエンターテインメント <6425> [東証Ｓ] が3月23日大引け後(17:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の103億円→257億円(前期は139億円)に2.5倍上方修正し、一転して84.5％増益見通しとなった。
　なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループがフィリピンで展開している統合型リゾート(IR)事業において、当該事業を運営するTIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT, INC. は、当社持分法適用会社であるEAGLE I LANDHOLDINGS, INC.（当社グループ出資比率40％）との土地リース契約の一部を解除いたしました。　今後、EAGLE I LANDHOLDINGS, INC. は合計9.4ha部分のエリア開発を見据えており、現状のリース契約のうち当該予定地6.1ha部分のリース契約解除を2023年12月期第1四半期決算において実施することとなりました。そのため、賃貸借契約解約益約18,800百万円、リース解約益約4,100百万円を営業外収益に計上し、また持分法による投資損失約7,500百万円を営業外費用に計上する見込みです。　前回発表の業績予想を上回る見通しとなりましたので、2023年12月期の通期連結業績予想を修正いたしました。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。（当該取引の算定に用いた為替レート： 1フィリピン・ペソ＝2.47円）