イトクロ、今期最終を一転黒字に上方修正

　イトクロ <6049> [東証Ｇ] が3月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の最終利益(非連結)は前年同期比19.7％減の5700万円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の2000万円の赤字→8500万円の黒字(前期は3億3700万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である11-1月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の13.7％→12.6％に低下した。

　※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、2023年１月31日に公表いたしました「募集新株予約権（有償ストック・オプション）の発行に関するお知らせ」において開示しましたとおり、有償にて新株予約権（第12回新株予約権）を発行したことに伴い、既に付与していたストック・オプション（第11回新株予約権）1,024,000個を2023年３月10日付で消却することとなり、2023年10月期第２四半期会計期間（2023年２月１日～2023年４月30日）において新株予約権消却益105百万円を特別利益として計上いたします。当期純利益につきましては、上記のとおり新株予約権消却益105百万円を特別利益として計上することにより、△55～225百万円となる見込みです。なお、売上高、営業利益、経常利益につきましては、前回発表数値を据え置いております。※ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。