◆ “揺れ動き”も“膠着”変わらず… - 一時“135円半ば”
主要イベントを控える中、基本的には“方向感不在(模様眺め)”は続いています。
ただ“4%割れ(米10年債利回り)”となった先週末の流れもあって、東京タイム中盤にかけては“135.370円”へと下値を拡大する場面が見られました。
もっとも「米利上げ長期化」への思惑は根強く、NYタイム序盤にかけて“136.185円”へと巻き戻されていきました。
◆ それまでは“動きづらい”が基本…? - パウエル議会証言
「パウエル議会証言(上院銀行委員会:24時~)」を控える中、それまでは“昨日同様(模様眺め)”と見るのが自然な状況といえます。
“136円半ば”へと駆け上がった先月24日以降は「136円付近での保ち合い相場」と化しており、当該レンジを脱するには「新たな要因」が必要と見られるからです。
マーケット関係者の関心が前記「議会証言」に向いている以上、基本的には“動きづらい”、仮に動いたとしても“押し戻される”と見るが妥当ということになります。
◆ やや“けん制”に分があると見るが…!?
その「議会証言」のポイントは、『追認orけん制のいずれになるか?』と見られます。
「3月0.50%利上げ(約30%)」「7月まで計1.00%利上げ(0.25%×4回、約50%)」が短期金融市場で織り込まれる中、パウエル議長はどちらに舵を切るのか…?
“どちら方向”にも動く可能性があり、それも“大きく振れる”という可能性まで秘めた分水嶺…。
個人的には“けん制(幾分下方向)”と見ていますが、予断を持つことなく、神経質な揺れ動きに対峙したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
137.398(200日移動平均線)
137.089(3/2高値、ピボットハイブレイクアウト)
137.000(大台)
136.747(3/3高値)
上値5:136.645(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:136.432(3/2~3/6の61.8%戻し、100日移動平均線)
上値3:136.250(+1σ、3/2~3/6の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:136.185(3/6高値)
上値1:136.027(3/2~3/6の38.2%戻し、大台)
前営業日終値:135.936
下値1:135.568(日足・一目均衡表転換線)
下値2:135.461(ピボット1stサポート)
下値3:135.370(3/6安値、50週/20週移動平均線)
下値4:135.246(3/1安値、2/24~3/2の61.8%押し)
下値5:135.000(大台、ピボット2ndサポート)
134.850(週足・一目均衡表先行スパン上限)
134.720(日足・一目均衡表先行スパン上限、ピボットローブレイクアウト)
134.535(20日移動平均線)
134.308(2/10~3/2の38.2%押し)
《11:05》
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