ジオスター、今期経常を7%上方修正、未定だった配当は9円減配

配信元:株探
投稿:2023/02/27 15:00
 ジオスター <5282> [東証S] が2月27日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→12.8億円(前期は22.1億円)に6.7%上方修正し、減益率が45.8%減→42.2%減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の7億円→5億円(前期は14.5億円)に28.6%下方修正し、減益率が51.9%減→65.6%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.7億円→4.5億円(前年同期は14.4億円)に21.2%増額し、減益率が73.9%減→68.4%減に縮小する計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当は5円(前期は14円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、プロジェクトの期ずれ 等 に より 、248 億円(対前回予想 6.4%減)となる見通しです 。損益につきましては 、プロジェクト構成の好転 や コスト削減施策 等により 、営業利益 および経常利益は 12 億 80 百万 円(対前回予想 6.7%増)となる一方で 、構造対策に係る特別損失が発生する見込み であること等により 、 親会社株主に帰属する 当期 純利益は 5 億 円(対前回予想 28.6%減)となる 見通しです。(注)上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

 当社グループは適正な利潤の確保に努め、健全な発展と永続性を目指し、収益状況に対応した適正な配当維持に努力することを基本方針としております。また、内部留保を充実し、企業体質の強化と将来の事業展開に備えたいと考えております。収益状況に対応した適正な配当の指標としては、連結配当性向年間30%程度を目安といたします。上記の配当に関する基本方針を踏まえ、当期の期末配当につきましては、1株につき5円とさせていただく方針と致しました。
配信元: 株探

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