*16:38JST デリカフーズホールディングス---3Qは2ケタ増収、業績予想の上方修正を発表
デリカフーズホールディングス<3392>は10日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.0%増の357.01億円、営業利益が4.50億円(前年同期は3.48億円の損失)、経常利益が5.12億円(同2.24億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が4.62億円(同4.11億円の損失)となった。
2021年5月に発表した中期経営計画「Transformation 2024」での基本方針のひとつである「事業ポートフォリオの変革」として取引業種の裾野拡大を推進し、新たな取引先ニーズへの積極的な対応を進めた。また、中期経営計画におけるその他の基本方針である「青果物流通インフラの構築」、「サスティナビリティ経営の推進」についても、物流拠点新設計画の具体化やフードロスの低減、次世代人材の育成を目的とした人的資本投資の強化など、それぞれの施策を推し進めた。さらに、ミールキットを手掛ける楽彩、デリカフーズ長崎を中心に、新分野であるBtoC事業の拡充も推し進め、着実に成果も上がり始めた。一方、仕入・在庫の厳格管理、廃棄ロスの削減、人員配置・物流の最適化などの効率運営を継続的に図り、収益体質の強化にも努めた。加えて、取引先への丁寧な説明を実施した上での売価改善の効果もあり、一部の輸入商材の高騰や原材料価格の上昇を受けた諸経費の上昇などの影響はあったが、収益力の改善が顕著になってきた。
2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比18.1%増(前回予想比1.1%増)の470.00億円、営業利益が5.50億円(同44.7%増)、経常利益が6.80億円(同51.1%増)、親会社に帰属する当期純利益が同5.40億円(同38.5%増)としている。尚、この場合、当期純利益は過去最高益となる模様。
<NS>
2021年5月に発表した中期経営計画「Transformation 2024」での基本方針のひとつである「事業ポートフォリオの変革」として取引業種の裾野拡大を推進し、新たな取引先ニーズへの積極的な対応を進めた。また、中期経営計画におけるその他の基本方針である「青果物流通インフラの構築」、「サスティナビリティ経営の推進」についても、物流拠点新設計画の具体化やフードロスの低減、次世代人材の育成を目的とした人的資本投資の強化など、それぞれの施策を推し進めた。さらに、ミールキットを手掛ける楽彩、デリカフーズ長崎を中心に、新分野であるBtoC事業の拡充も推し進め、着実に成果も上がり始めた。一方、仕入・在庫の厳格管理、廃棄ロスの削減、人員配置・物流の最適化などの効率運営を継続的に図り、収益体質の強化にも努めた。加えて、取引先への丁寧な説明を実施した上での売価改善の効果もあり、一部の輸入商材の高騰や原材料価格の上昇を受けた諸経費の上昇などの影響はあったが、収益力の改善が顕著になってきた。
2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比18.1%増(前回予想比1.1%増)の470.00億円、営業利益が5.50億円(同44.7%増)、経常利益が6.80億円(同51.1%増)、親会社に帰属する当期純利益が同5.40億円(同38.5%増)としている。尚、この場合、当期純利益は過去最高益となる模様。
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