サンゲツ、今期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額

　サンゲツ <8130> [東証Ｐ] が2月10日後場(13:40)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の150億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の180億円→205億円(前期は82億円)に13.9％上方修正し、増益率が2.2倍→2.5倍に拡大し、従来の32期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の87.3億円→112億円(前年同期は54億円)に28.6％増額し、増益率が61.5％増→2.1倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→105円(前期は70円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の57.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.7％→12.4％に急改善した。

株探ニュース