デリカフＨＤ、今期経常を51％上方修正

　デリカフーズホールディングス <3392> [東証Ｓ] が2月10日午前(10:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.1億円の黒字(前年同期は2.2億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4.5億円の黒字→6.8億円の黒字(前期は2.4億円の赤字)に51.1％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.3億円→5.6億円(前年同期は3.6億円)に68.5％増額し、一転して53.4％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.8％増の3.9億円となったが、売上営業利益率は前年同期の3.2％→3.0％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース