水道機、非開示だった今期経常は3.1倍増益、未定だった配当は55円実施

　水道機工 <6403> [東証Ｓ] が2月7日大引け後(16:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.8億円の赤字(前年同期は1.8億円の黒字)に転落した。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比3.1倍の5億円に拡大する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は10.8億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は55円(前期は55円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.6億円の赤字(前年同期は3.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.7％→-2.4％に急悪化した。

株探ニュース