ＴＯＡ、今期経常を一転9％減益に下方修正

　ＴＯＡ <6809> [東証Ｐ] が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比33.0％減の8.6億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の30億円→22億円(前期は24億円)に26.7％下方修正し、一転して8.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の25.4億円→17.4億円(前年同期は15.8億円)に31.4％減額し、増益率が60.5％増→10.0％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比12.9％減の4.1億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の3.9％→5.0％に改善した。

株探ニュース