九州電、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当は無配転落

配信元:株探
投稿:2023/01/31 15:00
 九州電力 <9508> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は894億円の赤字(前年同期は359億円の黒字)に転落した。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が750億円の赤字(前期は68.7億円の黒字)に転落する見通しを示した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結最終損益は144億円の黒字(前年同期は290億円の赤字)に浮上する計算になる。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は40円)とし、8期ぶりに無配転落する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は417億円の赤字(前年同期は94.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.5%→-8.1%に急悪化した。

株探ニュース
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,333.0
(12/20)
-43.0
(-3.12%)