京成、4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・10-12月期は2.2倍増益

　京成電鉄 <9009> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は203億円の黒字(前年同期は22.5億円の赤字)に浮上し、通期計画の239億円に対する進捗率は85.0％に達したものの、5年平均の92.2％を下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は35.7億円の黒字(前年同期は9.3億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の99.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.7％→6.1％に大幅改善した。

株探ニュース