大阪製鉄、今期営業を4％上方修正、未定だった配当は20.5円実施

　大阪製鐵 <5449> [東証Ｓ] が1月31日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業利益は前年同期比34.9％増の46.9億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の52億円→54億円(前期は38.6億円)に3.8％上方修正し、増益率が34.6％増→39.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益も従来予想の10.3億円→12.3億円(前年同期は11.2億円)に19.3％増額し、一転して9.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は20.5円(前期は20.5円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結営業利益は前年同期比28.8％減の5.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の2.7％→1.7％に悪化した。

株探ニュース