富士紡ＨＤ、今期経常を一転16％減益に下方修正

　富士紡ホールディングス <3104> [東証Ｐ] が1月31日昼(11:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.1％減の45.4億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の64億円→50.5億円(前期は60.4億円)に21.1％下方修正し、一転して16.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の29.9億円→16.4億円(前年同期は28.1億円)に45.1％減額し、一転して41.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.2％減の11.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.7％→11.7％に低下した。

株探ニュース