ムラキ、今期経常を一転34％増益に上方修正、配当も5円増額

　ムラキ <7477> [東証Ｓ] が1月27日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比41.5％増の2億4900万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億1800万円→2億0900万円(前期は1億5600万円)に77.1％上方修正し、一転して34.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2400万円の赤字→6700万円の黒字(前年同期は5400万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、24.1％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の15円→20円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比44.6％増の1億0700万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.3％→4.6％に改善した。

株探ニュース