セリオ、今期経常を一転39%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2023/01/13 15:00
 SERIOホールディングス <6567> [東証G] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比44.3%減の7300万円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の3億円→1億6500万円(前期は2億7200万円)に45.0%下方修正し、一転して39.3%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益は前年同期比34.8%減の9200万円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比1.8%減の5600万円となり、売上営業利益率は前年同期の2.6%→2.2%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、就労支援事業において新型コロナウイルス感染症の影響により派遣スタッフの稼働数が減少したこと等により2023年5月期中は影響が続くと想定し当初予想から305百万円下回る見通しですが、放課後事業及び保育事業において積極的な児童受入れを行った結果、当初計画を上回る見通しとなり、連結売上高として前回発表の数値を据え置きます。放課後事業及び保育事業においては新型コロナウイルス感染症の影響は軽微と見込んでおります。利益につきましては、就労支援事業の減収影響および、放課後事業、保育事業において積極的な児童受入れのため職員増強による労務費が増加したことに加え、2023年4月に開設を予定している新規施設が当初計画数を大幅に上回るため、下半期に施設職員を当初計画より増員する予定です。これらに伴う労務費の増加により原価率が当初予想より1.8ポイント上昇する見込みとなり、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想より下回る見通しとなりました。なお、配当予想の変更はありません。(注)本資料における業績予想については、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績等は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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