東ラヂ、今期最終を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/12/27 16:00
 東京ラヂエーター製造 <7235> [東証S] が12月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結最終損益を従来予想の3億円の黒字→8億円の赤字(前期は8億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5.3億円の黒字→5.6億円の赤字(前年同期は6.4億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.特別損失の計上について 2022年12月2日に「当社製品に起因する車両のリコールについて」にて開示しておりますとおり、当社製品を搭載した車両が国土交通省の定めるリコールの対象となりました。これに伴う補償費用を含む当社負担額約9億円を特別損失に計上する見込みです。2.業績予想修正の理由 連結売上高は、日本・アジア地域の売上高が予測を上回ったこと及び為替レートが想定よりも円安で推移したことにより増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、上記1の特別損失を計上すること及び連結子会社の業績が上振れたことによる税金費用の増加のため、上記のとおり業績予想を修正いたします。なお、期末配当予想につきましては、一時的な費用の発生に伴う減益のため、修正はありません。※上記予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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