決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … ファーマＦ、Ｂガレージ、Ｒフィールド (12月2日～8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　楽天地 <8842>
　23年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の9.4億円に急拡大し、通期計画の11億円に対する進捗率は85.5％に達し、5年平均の73.2％も上回った。

★No.3　アイル <3854>
　23年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の7.3億円に急拡大し、8-1月期(上期)計画の11.4億円に対する進捗率は64.0％に達し、5年平均の52.4％も上回った。

★No.4　モロゾフ <2217>
　23年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期非連結比10倍の6.2億円に急拡大し、通期計画の19.5億円に対する進捗率は5年平均の16.3％を上回る32.0％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2929> ファーマＦ 　　東Ｐ 　 +17.11 　 12/ 5　　　1Q　　　　赤転
<8842> 楽天地 　　　　東Ｐ　　 +4.03 　 12/ 7　　　3Q　　　201.28
<3854> アイル 　　　　東Ｐ　　 +3.22 　 12/ 7　　　1Q　　　115.63
<2217> モロゾフ 　　　東Ｐ　　 +2.61 　 12/ 6　　　3Q　　　922.95
<3180> Ｂガレージ 　　東Ｐ　　 +1.99 　 12/ 8　　上期　　　-12.35

<9824> 泉州電 　　　　東Ｐ　　 +1.04 　 12/ 8　本決算　　　　2.61
<2910> Ｒフィールド 　東Ｐ　　 +0.89 　 12/ 2　　上期　　　-33.36

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース