■今後の見通し
● 2023年3月期の業績見通し
酒井重工業<6358>の2023年3月期の連結業績は、売上高で30,000百万円(前期比12.8%増)、営業利益で2,020百万円(同46.0%増)、経常利益で2,050百万円(同45.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で1,520百万円(同6.5%増)を見込んでいる。好調な上期決算を受け、期初予想(売上高29,300百万円、営業利益1,500百万円)を上方修正した。親会社株主に帰属する当期純利益の伸び率が低いのは、前期に発生した一過性の繰延税金資産計上(381百万円)の剥落が主因である。為替レートについては、135円/米ドルを前提としている。
既述のとおり第2四半期の業績は、国内では部品調達や製品価格転嫁の遅れなどがあったが、好調な海外市場によって全体では予想以上の結果となった。仮に部品調達や価格転嫁の遅れがなければ、さらに伸びていた可能性が高い。そのため弊社では、通期予想が再度上方修正される可能性もあると見ており、今後の展開を注視する必要があるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<NS>
● 2023年3月期の業績見通し
酒井重工業<6358>の2023年3月期の連結業績は、売上高で30,000百万円(前期比12.8%増)、営業利益で2,020百万円(同46.0%増)、経常利益で2,050百万円(同45.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で1,520百万円(同6.5%増)を見込んでいる。好調な上期決算を受け、期初予想(売上高29,300百万円、営業利益1,500百万円)を上方修正した。親会社株主に帰属する当期純利益の伸び率が低いのは、前期に発生した一過性の繰延税金資産計上(381百万円)の剥落が主因である。為替レートについては、135円/米ドルを前提としている。
既述のとおり第2四半期の業績は、国内では部品調達や製品価格転嫁の遅れなどがあったが、好調な海外市場によって全体では予想以上の結果となった。仮に部品調達や価格転嫁の遅れがなければ、さらに伸びていた可能性が高い。そのため弊社では、通期予想が再度上方修正される可能性もあると見ており、今後の展開を注視する必要があるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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