リケンテクノス バイオマスプラスチック製品「RIKEBIO(R)」に新シリーズを追加

配信元:PR TIMES
投稿:2022/12/07 15:17
廃棄する資源を価値あるものに有効活用

リケンテクノス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:常盤 和明)のバイオマスプラスチック製品 RIKEBIO(R)(リケビオ)に新たなシリーズ「Natural RIKEBIO(R)」が加わりましたので、お知らせいたします。


新たなシリーズとして開発した「Natural RIKEBIO(R)」は、本来廃棄される天然資源を当社の独自の配合加工技術によってコンパウンド化し、成形加工材料として有効活用することで廃棄物の削減を目指しています。ポリプロピレン(PP)をベースに天然資源を最大60%まで含有させることができ、石油由来のプラスチックの含有率を下げ『減プラスチック』、『脱プラスチック』への貢献が期待できます。                  

廃棄される天然資源には間伐材などの林産資源や茶殻・もみ殻などの農産資源、貝殻などの水産資源があり、地産地消で調達できる場合も多いことからコンパクトな輸送網を構築でき、環境負荷の低減にもつながります。
当社では、これら資源の添加量をお客様のご要望に応じてカスタマイズすることが可能であり、風合い・色合いを調整することができます。
PPの他に塩化ビニル樹脂(PVC)や熱可塑性エラストマー(TPE)への添加も可能であり、天然資源が本来持つ特徴を残しつつ用途に応じて新たな価値を付与し、お客様の廃棄物削減へのソリューションを提供いたします。
なお、Natural RIKEBIO(R)コンパウンドは成形加工材料として射出成形・押出成形に適しており、成膜技術を応用したシート化の検討も進めております。

リケンテクノスグループは、バイオマス素材を有効的に活用した製品を社会に提供することで、環境負荷低減とサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

・RIKEBIO(R)について
バイオマス由来の可塑剤やフィラー(充填剤)を添加することによりコンパウンドとしてのバイオマス度を高めています。PVC系、TPE系でラインナップを揃えており、一部のグレードではバイオマスマーク(※)を取得しています。お客様のご要望に応じてバイオマス度を調整し、バイオマスマークを取得できるグレードの開発も可能です。
石油由来の従来製品と性能に遜色なく、幅広い用途に展開可能なため、サステナブルでプラクティカル(実用的)な製品です。日用品、産業資材用ホースに採用されるなど実績を重ねてきています。コンパウンド製品に留まらず、バイオマスフィルム、バイオマスラップの開発も進めています。


※「バイオマスマーク」とは、生物由来の資源(バイオマス)を利活用し、品質および安全性が関連法規、基準、規格などに合致している環境商品の目印で、一般社団法人日本有機資源協会が認定しています(一般社団法人日本有機資源協会ウェブサイトより引用)。

当社製品情報はこちらから
https://www.rikentechnos.co.jp/
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