飯野海運<9119>は、11月30日、現代重工業(本社:韓国)より、99,000㎥型液化エタン輸送船2隻の固定資産を取得することを発表した。今後の輸送需要増加が期待される液化エタンの輸送に従事する予定。
取得予定日程は、2025年10月から2026年1月。2隻合計での取引価額は、適時開示基準である直前連結会計年度(2022年3月期)末日における連結純資産913.33億円の30%に相当する額以上であるとし、この固定資産の取得により、同社グループの2023年3月期連結業績に与える影響は軽微であるとしている。
取得する船舶は、従来の燃料油と比較し二酸化炭素の排出量が少ないエタンも燃料として使用できる二元主機関搭載船。同社は、INEOS Europe AG社との間で、長期の定期用船契約を締結したことを同日発表している。同社は60年超のガス船事業の実績を持つが、初めてのVLECの定期用船契約となり、現行の約100隻の運航船隊にこの2隻が新たに加わる。
エタンはエチレンの精製原料として利用されており、従来のナフサを用いた精製方法と比べて、環境負荷の低減が期待されている。
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取得予定日程は、2025年10月から2026年1月。2隻合計での取引価額は、適時開示基準である直前連結会計年度(2022年3月期)末日における連結純資産913.33億円の30%に相当する額以上であるとし、この固定資産の取得により、同社グループの2023年3月期連結業績に与える影響は軽微であるとしている。
取得する船舶は、従来の燃料油と比較し二酸化炭素の排出量が少ないエタンも燃料として使用できる二元主機関搭載船。同社は、INEOS Europe AG社との間で、長期の定期用船契約を締結したことを同日発表している。同社は60年超のガス船事業の実績を持つが、初めてのVLECの定期用船契約となり、現行の約100隻の運航船隊にこの2隻が新たに加わる。
エタンはエチレンの精製原料として利用されており、従来のナフサを用いた精製方法と比べて、環境負荷の低減が期待されている。
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