三菱重など防衛関連が上値追う、防衛費のGDP比2%への引き上げで収益機会広がる◇
三菱重工業<7011.T>が全体軟調地合いに抗して上値を指向しているのをはじめ、IHI<7013.T>や川崎重工業<7012.T>も堅調、石川製作所<6208.T>なども買い優勢で推移するなど防衛関連株に資金が向かっている。28日、岸田文雄首相が防衛費を2027年度にGDP比2%に増額するように関係閣僚に指示したことが日本経済新聞などメディアを通じて伝わった。これまで日本の防衛費は概ね1%以内を目安としてきたが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けてNATO加盟国の間で防衛費を2%に引き上げる動きが相次いでいることから、それに追随する動きとなる。これを受け、防衛関連銘柄の収益機会が拡大するとの思惑が買いを誘導している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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