SI Research Memo(11):配当は業績連動型で配当性向30%を基準、株主優待でコシヒカリを贈呈

配信元:フィスコ
投稿:2022/11/22 15:31
■株主還元策とSDGsへの取り組み

1. 株主還元策
システムインテグレータ<3826>は企業価値の向上を図るため、株主還元にも積極的に取り組んでいる。配当方針は業績連動型とし、配当性向30%を基準としている。2023年2月期の1株当たり配当金は前期比1.0円増配の12.0円(配当性向31.0%)を予定している。利益成長が続けば今後も増配が期待できる。

また、自己株式の取得についても適宜実施している。直近では、2022年4~5月に取得株式数10万株、取得総額約47百万円の自己株式を取得した。

そのほか、同社は株式を中長期的に保有する安定株主づくりを目的として、株主優待制度も導入している。対象条件は毎年2月末及び8月末の株主名簿に同一株主番号で記載があり、200株以上を保有する株主となる。優待品は減農薬・減化学肥料で栽培された新潟産の新米コシヒカリであり、200株以上1,000株未満で1kg、1,000株以上4,000株未満で2kg、4,000株以上16,000株未満で5kg、16,000株以上で10kgを毎年秋の収穫後に発送している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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