PSSが大幅反落、海外販売減少で第1四半期営業赤字に転落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/11/14 10:49
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が大幅反落している。前週末11日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高15億2600万円(前年同期比18.5%減)、営業損益2億6300万円の赤字(前年同期1億2700万円の黒字)、最終損益2億8800万円の赤字(同1億円の黒字)と営業赤字に転落したことが嫌気されている。

 自社ブランド製品である全自動PCR検査装置及びそれに付随する専用の試薬・消耗品の販売は好調に推移した一方、主にコロナ禍の終息の兆しに伴う影響により海外販売が減少したことや、国内における新型コロナウイルスPCR試薬の保険点数見直しの影響を受けた。また、人件費や販売関連費用も増加した。

 なお、23年6月期通期業績予想は、売上高74億円(前期比0.5%減)、営業利益1億円(同34.4%減)、最終利益5000万円(同10.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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