藤コンポ、今期経常を一転11％増益に上方修正・最高益、配当も8円増額

　藤倉コンポジット <5121> [東証Ｐ] が11月10日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.7％増の27.9億円に伸び、従来の3.3％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の47億円→53億円(前期は47.7億円)に12.8％上方修正し、一転して10.9％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比9.0％増の25億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の32円→40円(前期は26円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.2％増の13億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の13.2％→9.7％に低下した。

株探ニュース