<動意株・10日>(前引け)=リード、ASTI、セグエG、フジクラ
リード<6982.T>=人気加速でストップ高。同社はバンパーなどを主力とする自動車部品メーカーで、SUBARUグループ向け売上高比率が高い。9日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の5000万円から9000万円(前期は2億6800万円の赤字)に増額しており、従来比8割の上方修正となったことが株価を強く刺激した。また、想定以上の業績改善を受けて株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の5円から倍増の10円(前期実績も5円)にすることを発表、これも物色人気を助長している。
ASTI<6899.T>=上げ足強め新値追い。同社は9日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比6.1倍の10億4000万円となり、従来予想の8億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同30.5%増の339億700万円(従来予想は330億円)で着地。ワイヤーハーネスなどの販売が増加したほか、前期に発生したベトナム拠点でのロックダウンのバックアップ生産体制の早期正常化を図ったことで当初見込んでいた経費を削減できたことが寄与した。なお、通期業績予想については売上高670億円(前期比14.0%増)、営業利益18億円(同6.4倍)とする従来見通しを据え置いている。
セグエグループ<3968.T>=ストップ高。同社はネットワークセキュリティー製品の輸入販売や、システム開発、システムエンジニア派遣などを総合的に展開しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化とそれに付随した情報セキュリティー投資需要を取り込んでいる。9日取引終了後に発表した22年12月期第3四半期(1~9月)決算は、営業利益が前年同期比2倍の5億7100万円と急拡大した。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。株価は気配値のまま今年1月5日につけた年初来高値786円を上抜き800円台に突入、ストップ高の880円まで水準を切り上げた。
フジクラ<5803.T>=4ケタ大台乗せ。8月25日につけた年初来高値1013円を一気に上抜きストップ高。同社は9日取引終了後、23年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の500億円から685億円(前期比79%増)に大幅増額した。欧米など海外のデータセンター向けにトラフィック量が増大しており、これに伴う通信線の需要拡大が収益を押し上げる。また、ドル高・円安進行による為替メリットも発現する。好業績を背景に今期の年間配当も大幅に上乗せ、従来計画の16円を26円に10円増額することも発表しており、これを材料視した投資資金が流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ASTI<6899.T>=上げ足強め新値追い。同社は9日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比6.1倍の10億4000万円となり、従来予想の8億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同30.5%増の339億700万円(従来予想は330億円)で着地。ワイヤーハーネスなどの販売が増加したほか、前期に発生したベトナム拠点でのロックダウンのバックアップ生産体制の早期正常化を図ったことで当初見込んでいた経費を削減できたことが寄与した。なお、通期業績予想については売上高670億円(前期比14.0%増)、営業利益18億円(同6.4倍)とする従来見通しを据え置いている。
セグエグループ<3968.T>=ストップ高。同社はネットワークセキュリティー製品の輸入販売や、システム開発、システムエンジニア派遣などを総合的に展開しており、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化とそれに付随した情報セキュリティー投資需要を取り込んでいる。9日取引終了後に発表した22年12月期第3四半期(1~9月)決算は、営業利益が前年同期比2倍の5億7100万円と急拡大した。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。株価は気配値のまま今年1月5日につけた年初来高値786円を上抜き800円台に突入、ストップ高の880円まで水準を切り上げた。
フジクラ<5803.T>=4ケタ大台乗せ。8月25日につけた年初来高値1013円を一気に上抜きストップ高。同社は9日取引終了後、23年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の500億円から685億円(前期比79%増)に大幅増額した。欧米など海外のデータセンター向けにトラフィック量が増大しており、これに伴う通信線の需要拡大が収益を押し上げる。また、ドル高・円安進行による為替メリットも発現する。好業績を背景に今期の年間配当も大幅に上乗せ、従来計画の16円を26円に10円増額することも発表しており、これを材料視した投資資金が流入した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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