ミアヘルサ、今期経常を一転5%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/11/09 16:45
 ミアヘルサホールディングス <7129> [東証S] が11月9日大引け後(16:45)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1100万円の赤字(前年同期は1億2800万円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の4億1500万円→1億8000万円(前期は1億8900万円)に56.6%下方修正し、一転して4.8%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の1億9100万円に急拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比73.8%減の1100万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の1.0%→0.4%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期連結累計期間において、2021年10月にグループ会社化したライフサポート株式会社の業績が堅調に推移しておりますが、医薬事業の新規開設店舗において、処方元である新設の大型病院の患者様の受入れ態勢の整備が遅れている影響等により、通期の処方箋枚数が想定を下回る見込みであります。また、介護事業において、通所介護事業所の利用者数を中心に、新型コロナウイルス感染症の影響から想定よりも回復していないことを鑑み、通期における利用者数も想定を下回る見込みであることから、売上高、営業利益、経常利益ともに前回予想を下回る見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2023年4月開設予定の保育園が3園(前回予想は1園の開設)となるため、施設開設補助金の特別利益が想定を上回る見込みですが、ライフサポート株式会社にて、グループ会社化した以前の時間外手当の追加支給による特別損失を計上したこと、および上記の営業利益・経常利益の要因等により、前回予想を下回る見込みであります。<業績予想に関する注意事項>この資料に記載されている業績予想は、現時点で得られた情報に基づいて算定していますが、多分に不確定な要素を含んでおります。従って、実際の業績は、さまざまな要因の変化等により、この資料に記載されている予想とは大きく異なる場合があることをご承知おきください。なお、今後の経済環境の変化等により業績予想の修正が必要となる場合は、速やかに公表いたします。
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