扶桑薬、今期経常を19％上方修正

　扶桑薬品工業 <4538> [東証Ｐ] が11月9日後場(13:40)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.4％増の13.9億円に伸び、従来の3.9％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の16億円→19億円(前期は19.9億円)に18.8％上方修正し、減益率が19.8％減→4.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比22.1％減の5億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比9.1％増の6.2億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.2％→5.1％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース