テクノクオツ、今期経常を一転42%増益に上方修正・最高益、配当も30円増額

配信元:株探
投稿:2022/10/31 15:30
 テクノクオーツ <5217> [東証S] が10月31日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の32.2億円→46億円(前期は32.3億円)に42.9%上方修正し、一転して42.4%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の15.6億円→23.3億円(前年同期は15億円)に49.4%上方修正し、増益率が3.5%増→54.6%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の100円→130円(前期は1→5の株式分割前で500円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループの第2四半期累計期間の連結業績につきましては、半導体製造プロセスにおける消耗品の底堅い需要による高水準の受注継続、中国子会社の設備投資等を主とする増産対策効果、さらに為替が円安方向で推移したことなどにより、売上高、利益面ともに前回発表予想を大きく上回る見込みとなりました。 また、通期業績につきましても、第2四半期累計期間の業績、現状の累計受注残高および中長期的には拡大方向にある半導体市場の動向等を踏まえて上方修正いたします。

  当社は、株主の皆様に対する安定的な利益還元を経営の重要課題として認識しております。また、急速な技術革新に対応した設備投資、競争力の維持・強化を図るための財務体質の強化に努めるとともに、長期的な視野に立った配当水準の向上に取り組む方針であります。 当期は、上記のとおり、売上高から当期純利益までの通期業績予想の上方修正を踏まえ、財政状態、利益水準や配当性向などを総合的に勘案いたしました結果、期末配当を当初予想に対して 30 円増配の1株当たり130 円に修正することといたしました。(注)上記予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の数値は、今後様々な要因によって変動する可能性があります。
配信元: 株探

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