土屋ＨＤ、今期経常を42％下方修正

　土屋ホールディングス <1840> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年10月期の連結経常利益を従来予想の4.3億円→2.5億円(前期は6.4億円)に41.9％下方修正し、減益率が33.5％減→61.4％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の0.4億円→2.2億円(前期は4.7億円)に4.8倍上方修正し、減益率が90.4％減→53.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.8億円→12億円(前年同期は11.6億円)に13.0％減額し、増益率が19.7％増→4.1％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきましては、分譲住宅の販売が計画通りに進まなかったことから売上高が前回予想を下回る見込みであります。利益面では、売上高の減少に伴い売上総利益が減少する見込みとなり、営業利益及び経常利益ともに当初予想を下回る見込みであります。　また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、本日公表いたしました「固定資産の譲渡及び賃借並びに特別利益の計上に関するお知らせ」のとおり、特別利益として322百万円を計上する予定となりましたので、上記のとおり修正をいたしました。※本資料の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。