ＬＩＸＩＬ、今期最終を一転49％減益に下方修正

　ＬＩＸＩＬ <5938> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比85.6％減の37.1億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の510億円→250億円(前期は486億円)に51.0％下方修正し、一転して48.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比7.0％減の212億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は20.2億円の赤字(前年同期は88.8億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.8％→-0.5％に大幅悪化した。

株探ニュース