リケンテクノ、今期経常を一転10%増益に上方修正・最高益、配当も4円増額

配信元:株探
投稿:2022/10/31 15:00
 リケンテクノス <4220> [東証P] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比22.2%増の40.4億円に伸び、従来の15.3%減益予想から一転して増益で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の65億円→76億円(前期は68.8億円)に16.9%上方修正し、一転して10.3%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.6%減の35.6億円とほぼ横ばいの計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の19円→23円(前期は19円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比4.6%増の15.7億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.4%→4.8%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022年5月2日に公表いたしました2023年3月期業績予想につきましては、世界経済は新型コロナウイルス感染症から回復傾向にあったものの、国内外における原材料価格の上昇および高止まりが業績に影響を及ぼすものと想定して策定いたしました。 当第2四半期(累計)の実績につきましては、原材料価格上昇分の製品価格への転嫁が進んだことに加え、円安等の効果もあり、各段階利益は当初予想を上回ることとなりました。 通期業績予想につきましては、今後海外での金融引き締めの影響等による景気回復ペースの減速が見込まれるものの、第2四半期までの結果を反映し、各段階利益は当初予想を上回る見込みとなりました。 上記業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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