南海電、上期経常を30%上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2022/10/27 14:00
 南海電気鉄道 <9044> [東証P] が10月27日後場(14:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の63億円→82億円(前年同期は25.1億円)に30.2%上方修正し、増益率が2.5倍→3.3倍に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の132億円→144億円(前期は99.3億円)に9.1%上方修正し、増益率が32.9%増→45.0%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 第2四半期(累計)連結業績予想 営業収益は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けたこと等により、需要回復が当初想定より遅れている鉄道事業において、旅客収入が想定を下回ることに加え、建設業において完成工事高が減少すること等により、前回発表予想を下回る見込みであります。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、各セグメントにおける費用の節減等により前回発表予想を上回る見込みであります。(2) 通期連結業績予想 営業収益は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けたこと等により、需要回復が当初想定より遅れている鉄道事業において旅客収入が想定を下回るものの、貨物運送業における輸送運賃高騰による増収もあり、前回発表予想並みを見込んでおります。営業利益及び経常利益は、エネルギー価格高騰の影響を見込む一方、費用の節減等により前回発表予想を上回る見込みであります。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用の減少もあり前回発表予想を上回る見込みであります。 (3) 通期個別業績予想 営業収益は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けたこと等により、需要回復が当初想定より遅れている鉄道事業において旅客収入が想定を下回ること等により、前回発表予想を下回る見込みであります。営業利益は、エネルギー価格高騰の影響を見込む一方、費用の節減等もあり、前回発表予想を据え置いております。経常利益は受取配当金の増加、当期純利益は過年度に減損損失を計上した資産の譲渡に伴う税金費用の減少により、それぞれ前回発表予想を上回る見込みであります。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今   後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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