モリ工業、上期経常を一転25％増益に上方修正・15期ぶり最高益、通期も増額

　モリ工業 <5464> [東証Ｓ] が10月24日後場(13:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の22億円→37億円(前年同期は29.6億円)に68.2％上方修正し、一転して24.7％増益を見込み、一気に15期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の48億円→60億円(前期は61.4億円)に25.0％上方修正し、減益率が21.9％減→2.4％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績）　令和５年３月期第２四半期連結業績は、材料価格の上昇を背景に販売価格の引き上げを段階的に進めたことに加え、在庫の評価益が発生したこと等の増益要因が重なり、各利益項目ともに当初予想を上回る業績となる予定です。このため第２四半期累計期間の業績予想を修正いたします。　また、通期につきましては材料価格の動向等に不透明感はあるものの、堅調に推移するものと予想されることから、第２四半期連結業績予想の修正を踏まえ、当初予想を修正させていただきます。（個別業績）　令和５年３月期第２四半期及び通期個別業績につきましても、連結業績修正と同様の理由により当初の業績予想を修正させていただきます。※なお、配当につきましては、現時点では修正いたしませんが、今後の業績の動向を見極め、見通しがつき次第すみやかに公表いたします。（注） 上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値とは異なる場合があります。