◆ 32年ぶりの“150円台”…
到頭“150円”に…。
東京タイムこそ上値が押さえられたものの、「監視が弱まる」との思惑が台頭しやすい欧州タイム序盤には“150円台”へ駆け上がりました。
その後は「ステルス介入?」との思惑や、『トラス英首相、辞意を表明』との報を背景にした“ポンド買い→ドル売り”にて押し下げられましたが、“149.550円”と下値は限定されました。
そうなると「日米金利格差」も如何ともしがたい中、「押しが緩い(下値が堅い)」との思惑が先行する格好となり、NYタイム終盤には“150.282円”へとさらに上値を伸ばすに至っています。
◆ 「介入催促相場」に突入している印象あるだけに…?
引き続き「介入がいつ入るか?」がポイントと見られるものの、こればかりは不明といわざるを得ないのが実状です。
このため筆者を含めた「ドル売り介入ありき」と見る向きは、さらに苦しい展開を強いられている格好といえます。
特にじわりじわりとした上昇では「到達感が台頭しづらい」との見方は、「分が悪い」といわざるを得ないのが実状といえます。
それでも連日記している日足の陽線は、到頭“12日連続”となりました。
「介入催促相場」に突入している印象があるだけに「ドル売り介入」が入らない限りは“上値模索継続”という可能性は否めませんが、それでも“上昇往き過ぎ”は如何ともしがたい…。
流れに逆らい続ける格好になりますが、本日は週末にも当たっています。
引き続き「ドル買いの方がリスクは大きい」と見つつ、神経質なマーケットと対峙したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
151.700(90/7/9高値)
151.550(90/8/2高値)
151.171(ピボットハイブレイクアウト
151.100(90/8/7高値)
上値5:151.000(大台)
上値4:150.873(+2σ)
上値3:150.770(90/8/8高値、90/8/13高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:150.439(ピボット1stレジスタンス)
上値1:150.340(90/8/14高値、10/20高値)
前営業日終値:150.151
下値1:150.000(大台)
下値2:149.707(ピボット1stサポート)
下値3:149.550(10/20安値)
下値4:149.391(10/13~10/20の23.6%押し)
下値5:149.262(ピボット2ndサポート)
149.094(10/19安値)
149.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
148.808(10/13~10/20の38.2%押し)
148.604(+1σ)
148.353(10/13~10/20の50%押し)
148.138(10/18安値)
《10:50》
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