京三、今期経常を一転30％減益に下方修正

　京三製作所 <6742> [東証Ｐ] が10月14日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の43億円→24億円(前期は34.2億円)に44.2％下方修正し、一転して29.9％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の15億円の赤字→22億円の赤字(前年同期は5.2億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期第２四半期累計期間の連結業績につきましては、売上は増加するものの、当社の連結子会社の退職給付債務の計算方法を今期より簡便法から原則法に変更したことにともない、退職給付費用の追加計上を行うことから、各利益は前回発表予想を大きく下回る見通しです。　通期の連結業績につきましては、上記に加え、半導体や電子部品の世界的な供給不足による工場の操業度低下とこれらの価格高騰にともなう原価率の悪化により、各利益は前回発表予想を大きく下回る見通しです。（注）上記の業績予想につきましては、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。