北興化、今期経常を一転46％増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ

　北興化学工業 <4992> [東証Ｓ] が10月11日大引け後(15:00)に決算を発表。22年11月期第3四半期累計(21年12月-22年8月)の連結経常利益は前年同期比62.7％増の54.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の36億円→56億円(前期は38.4億円)に55.6％上方修正し、一転して45.7％増益を見込み、一気に4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億円の赤字→17.9億円の黒字(前年同期は14.1億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、26.8％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比78.6％増の16.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.3％→12.4％に急改善した。

株探ニュース