決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 乃村工芸社、不二越、三陽商 (10月6日発表分)

配信元:株探
投稿:2022/10/07 15:22

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 乃村工芸社 <9716>
 23年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比10.8%増の11.4億円に伸びたが、通期計画の45.5億円に対する進捗率は25.1%にとどまり、5年平均の41.6%も下回った。

★No.2 三陽商 <8011>
 23年2月期の連結経常損益を従来予想の11.4億円の黒字→17.5億円の黒字(前期は7.3億円の赤字)に53.5%上方修正した。

★No.3 不二越 <6474>
 22年11月期第3四半期累計(21年12月-22年8月)の連結経常利益は前年同期比34.1%増の137億円に拡大し、通期計画の160億円に対する進捗率は85.7%に達し、5年平均の71.0%も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<9716> 乃村工芸社   東P   +11.26   10/ 6  上期    10.78
<8011> 三陽商     東P   +10.62   10/ 6  上期    赤縮
<6474> 不二越     東P   +5.54   10/ 6   3Q    34.12
<8908> 毎コムネット  東S   +4.32   10/ 6   1Q   178.57
<4430> 東海ソフト   東S   +1.84   10/ 6   1Q    23.65

<2303> ドーン     東S   +1.00   10/ 6   1Q    58.14

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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