ショクブン、今期経常を一転3%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/09/30 16:00
 ショクブン <9969> [東証S] が9月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の2億6300万円→2億4400万円(前期は2億5200万円)に7.2%下方修正し、一転して3.2%減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2億3900万円→2億9200万円(前期は2億2100万円)に22.2%上方修正し、増益率が8.1%増→32.1%増に拡大する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の9100万円の黒字→1100万円の赤字(前年同期は7300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)第2四半期連結累計期間業績予想 当第2四半期連結累計期間につきましては、食材をお客様にお届けするアドバイザーを中心とした人員の人手不足や急激な物価上昇などによる消費マインド低下の影響が大きく、当初の予算よりも売上が未達となる見込みです。4月より主力商品の販売価格を2.5%~5.0%値上げを実施しましたが、原材料費やエネルギー価格の高騰が予想をはるかに超える水準で推移した為、原価率が上昇いたしました。 営業外費用につきましては、支払手数料が増加し予算を上回りました。 また、本日付別途開示しております「固定資産の譲渡に関するお知らせ」に記載の通り、固定資産売却益を1億1千万円計上いたします。 これらの理由により、34億57百万円の売上高、4百万円の営業利益、11百万円の経常損失、73百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益となる見込みです。(2)通期連結業績予想 通期の業績見通しは、第2四半期連結累計期間業績は未達となっておりますが、9月中旬より4月に続いて2回目となる約6%の値上げを実施しており、また、下期におきましては、新たなPB商品の販売、大手ECモールでの自社開発商品の取扱い開始、ふるさと納税返礼品事業への参入、BtoB取引の強化、年末商戦での売上増加を見込んでおります。 結果、売上高、営業利益におきましては従来予想を据え置き、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は第2四半期連結累計期間と同様の理由により修正いたします。これらの理由により業績予想を行った結果、73億18百万円の売上高、2億63百万円の営業利益、2億44百万円の経常利益、2億92百万円の親会社株主に帰属する当期純利益となる見込みです。(3)第2四半期累計期間個別業績予想及び通期個別業績予想 個別の第2四半期累計期間業績及び通期業績予想につきましても、連結と同様の理由によりそれぞれ修正いたします。※ 業績予想等につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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