■業績動向
1. 2022年12月期第2四半期累計業績の概要
サイバーコム<3852>の2022年12月期第2四半期累計業績は、売上高で前年同期比11.4%増の8,267百万円、営業利益で同19.1%増の639百万円、経常利益で同19.3%増の647百万円、四半期純利益で同19.8%増の445百万円といずれも会社計画を上回り、過去最高業績を更新した。
新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)が続くなかでも企業のDX投資は旺盛で、ソフトウェア開発事業、サービス事業ともに2ケタ増収と好調に推移した。同期間における情報サービス業界全体の売上高は前年同期比で1.9%増であることから、2021年以降は業界平均を上回る売上成長が続いている。
売上総利益率は20.6%と前年同期と同水準となったが、増収効果もあって販管費率が低下したことにより、営業利益率は同0.5ポイント上昇の7.7%と過去最高水準となった。前年同期比での営業利益の増減要因を見ると、売上高の増加による増益で173百万円となり、販売力強化費用の増加22百万円、研究開発費用の増加21百万円、各種ライセンス費用の増加17百万円、その他諸費用の増加11百万円を吸収する格好となった。なお、販売力強化費用については主にWebマーケティングや営業人員の増強となる。また、会社計画比では、売上高の上振れによる売上総利益の増加が主な増額要因となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
1. 2022年12月期第2四半期累計業績の概要
サイバーコム<3852>の2022年12月期第2四半期累計業績は、売上高で前年同期比11.4%増の8,267百万円、営業利益で同19.1%増の639百万円、経常利益で同19.3%増の647百万円、四半期純利益で同19.8%増の445百万円といずれも会社計画を上回り、過去最高業績を更新した。
新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)が続くなかでも企業のDX投資は旺盛で、ソフトウェア開発事業、サービス事業ともに2ケタ増収と好調に推移した。同期間における情報サービス業界全体の売上高は前年同期比で1.9%増であることから、2021年以降は業界平均を上回る売上成長が続いている。
売上総利益率は20.6%と前年同期と同水準となったが、増収効果もあって販管費率が低下したことにより、営業利益率は同0.5ポイント上昇の7.7%と過去最高水準となった。前年同期比での営業利益の増減要因を見ると、売上高の増加による増益で173百万円となり、販売力強化費用の増加22百万円、研究開発費用の増加21百万円、各種ライセンス費用の増加17百万円、その他諸費用の増加11百万円を吸収する格好となった。なお、販売力強化費用については主にWebマーケティングや営業人員の増強となる。また、会社計画比では、売上高の上振れによる売上総利益の増加が主な増額要因となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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