SBGに強弱観対立、国内有力証券は目標株価7000円に引き下げ
ソフトバンクグループ<9984.T>が反発。8日取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)の最終損益が3兆1627億円の赤字(前年同期は7615億900万円の黒字)となったことが嫌気され、9日に株価は急落したが、この日はリバウンド狙いの買いも入るなど強弱観が対立する展開となっている。岩井コスモ証券は9日、同社株の投資判断「A」を継続したが、目標株価は8000円から7000円に引き下げた。理論株価に対する現在の同社株は割安とみているものの、NAV(ネットアセット・バリュー、保有株式の価値から負債を減じて算出する時価純資産)の回復が見えない状況では、ディスカウントが広がる可能性を指摘している。
出所:MINKABU PRESS
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