◆ 全くの“膠着”
昨日は、全くといっていいほど“膠着(動意薄)”でした。
“様子見ムード”に苛まれる中、上下にこそ“振れて”いるものの、“方向感定まらず”が払拭されることはなく、“135円ライン”を挟んだ往来のままで昨日の取引を終えています。
◆ いよいよ大一番… - 米CPI
こうした中で本日の注目は、何といっても「米CPI」になります。
事前予想は総合が“鈍化(+9.1%→+8.7%)”が見込まれているものの、食糧・エネルギーを除くコアは“加速(+5.9%→+6.1%)”と想定されています。
このためマーケットの見方は割れており、いわゆる“金利選好(→ドル買い)”と“米景気後退(→ドル売り)”のいずれに振れるかを見極めたいとの意識に傾斜しているのが実状です。
◆ サプライズ度合いは“下方向”が大きいが…?
もっとも「9月0.75%利上げ」の可能性を、金利先物ではすでに“70%弱”の確率で織り込んでしまっています。
そうなると、本日の結果で“既定路線(70%超)”へと引き上げるよりも、「9月0.50%利上げ」の可能性に押し戻される展開の方が、インパクトとしては“より強い”と見るのが妥当…?
後は“結果次第”となり、それまでは“様子見ムード”に引き続き苛まれると見るのが妥当でしょう。
個人的には“上方向(金利選好)”に分があると考えていますが、ただ前記の織り込み状況を踏まえれば、「上方向は“抑制的”」「本日に関するリスクは“下方向(米景気後退)”」と見ざるを得ないところも…?
あくまでも“結果次第”ということを踏まえながら、“サプライズがあるか?”をどの程度意識するのかが、本日最大のテーマになるかもしれませんね。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※本日は米CPIが予定されていますので、いつもより値幅を拡大しています。
137.447(7/27高値)
137.000(大台)
136.573(7/28高値)
135.965(7/14~8/2の61.8%戻し、大台)
上値5:135.890(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:135.753(20日移動平均線)
上値3:135.577(8/8高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:135.354(ピボット1stレジスタンス)
上値1:135.255(50日移動平均線)
前営業日終値:135.164
下値1:134.901(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
下値2:134.818(ピボット1stサポート)
下値3:134.663(8/9安値)
下値4:134.473(ピボット2ndサポート)
下値5:134.353(8/8安値、8/2~8/8の23.6%押し水準)
134.248(日足・一目均衡表先行スパン上限、ピボットローブレイクアウト)
134.000(大台)
133.712(-1σ)
133.596(8/2~8/8の38.2%押し)
132.984(8/2~8/8の50%押し、日足・一目均衡表転換線、大台)
《10:20》
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