山田債権、今期経常を7%下方修正

配信元:株探
投稿:2022/08/05 16:00
 山田債権回収管理総合事務所 <4351> [東証S] が8月5日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の2億1400万円→2億円(前期は9500万円)に6.5%下方修正し、増益率が2.3倍→2.1倍に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1億1100万円→1億6200万円(前期は1億4400万円)に45.9%上方修正し、一転して12.5%増益見通しとなった。
 ただ、1-6月期(上期)の連結経常損益は従来予想の8400万円の黒字→1億5400万円の黒字(前年同期は8600万円の赤字)に83.3%上方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、不動産ソリューション事業における底地売却の一部が第3四半期以降にずれ込んだことが主な要因となり、前回予想を下回る見込みとなりました。利益につきましては、サービサー事業において既存の購入済債権からの回収等が順調に進んだため、営業利益及び経常利益は前回予想を上回る見込みとなり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、上記理由に加えて、法人税等に係る課税所得計算において組合損失額の損金算入額等による大幅な減少要因の確定により、法人税等の額が当初の予想値より減少することが想定され、前回予想を上回る見込みとなりました。通期の業績予想につきましては、サービサー事業および派遣事業は順調に推移する見通しですが、不動産ソリューション事業における底地売却の進捗が計画よりも遅れている影響により、売上高、営業利益、経常利益につきまして、それぞれ前回予想を下回る見込みであります。これに上記の法人税等に係る課税所得減少に伴う法人税等の減額が想定されることを踏まえた結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みとなりました。(注) 上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。
配信元: 株探

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