大阪製鉄、上期経常を一転63％増益に上方修正、通期も増額、未定だった上期配当は1円増配

　大阪製鐵 <5449> [東証Ｓ] が7月28日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比51.8％増の24.7億円に拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の22億円→42億円(前年同期は25.8億円)に90.9％上方修正し、一転して62.6％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の50億円→60億円(前期は39.5億円)に20.0％上方修正し、増益率が26.3％増→51.6％増に拡大する見通しとなった。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を8円(前年同期は7円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.0％→6.8％に悪化した。

株探ニュース