白洋舎、非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった上期配当は無配継続(訂正)

配信元:株探
投稿:2022/07/27 17:15
 白洋舎 <9731> [東証S] が7月27日大引け後(17:15)に業績・配当修正を発表。非開示だった22年12月期の業績予想は連結経常損益が1億円の黒字(前期は21.7億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。
 同時に、非開示だった22年12月期第2四半期累計(1-6月)の業績予想は連結経常損益が0.2億円の黒字(前年同期は15.3億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

 また、従来未定としていた今期の上期配当を見送る方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 3.公表の理由 2022年12月期第2四半期(連結)及び通期業績予想(連結・個別)につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による事業活動への影響を合理的に算定することが困難であることから、2022年2月14日に公表しました「2021年12月期決算短信」において未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。1)2022年12月期第2四半期業績予想(連結) 第1四半期はまん延防止等重点措置の発出の影響が見られたものの、レンタル事業のうちリネンサプライ部門においては、取引先ホテルの稼働率が順調に回復し、売上高が前年に比べて増加いたしました。 また、クリーニング事業においては、在宅勤務の定着によりビジネスウエアのクリーニング需要は引き続き低調に推移しているものの、4月1日実施の料金改定の効果もあり、売上高が前年に比べて増加いたしました。 営業利益については、売上の増加および生産拠点の再編及び不採算店舗閉鎖等構造改革によるコスト削減を図ったことにより、前年と比べて損失が減少する見込みであります。 経常利益については、雇用調整助成金及び円安による為替差益計上等により、利益を計上する見込みであります。 親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の計上及び資産の売却による特別利益の計上により、利益を計上する見込みであります。2)2022年12月期通期業績予想(連結、個別) 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況下ではありますが、レンタル事業のうちリネンサプライ部門においては、取引先ホテルの稼働率が回復基調にあることから、下期についても、売上高が前年に比べて増加することを予想しております。 一方、クリーニング事業においては、料金改定の効果はあるものの、季節的要因により上期ほどクリーニング需要が見込めないこと及び不採算店舗の閉鎖により、下期については、売上高が前年に比べて減少することを予想しております。 営業利益については、燃料費等の価格高騰が懸念材料ではありますが、下期以降も構造改革に伴うコスト削減を継続することで、前年と比べて損失が減少する見込みであります。 経常利益については、雇用調整助成金計上等により、利益を計上する見込みであります。 親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の計上及び資産の売却による特別利益の計上により、利益を計上する見込みであります。 尚、今回の通期業績予想にあたっては、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が今後再度発出されないことを前提に算定しております。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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