「海運」が10位にランク、今期業績予想を上方修正で再人気化期待<注目テーマ>
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2 量子コンピューター
3 原子力発電
4 PCR検査
5 半導体
6 円安メリット
7 ディフェンシブ
8 蓄電池
9 防衛
10 海運
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「海運」が10位となっている。
昨年以降の株式市場で、最も高い人気を集めているセクターのひとつが「海運」だ。例えば、海運の代表株である日本郵船<9101.T>の株価は、20年末から今年6月末までの1年半に約3.9倍に急騰した。商船三井<9104.T>も約3倍高、川崎汽船<9107.T>も約3.9倍高を演じている。
この株価急騰の背景にあるのが、業績の急拡大だ。郵船の22年3月期連結営業利益は前の期比3.8倍の2689億円と大幅増益となり最高益を更新。これを受け、1株当たり配当も前の期比1250円増の1450円への大幅増配を実施した。コンテナ船を中心とする貨物輸送需要が旺盛なうえに、サプライチェーンの混乱が長期化し、運賃が高騰した。このことが、業績急拡大と株価急騰につながった。
ただ、絶好調状態の海運業界も「今期は業績がピークアウトするのでは」(市場関係者)との警戒感が出ていた。実際、期初時点での郵船の23年3月期の同利益は前期比30.5%減の1870億円と減益が予想されていた。
しかし、7月21日に同社は、旺盛な貨物需要の継続を背景に今期同利益を2500億円(前期比7.0%減)とする上方修正を発表。市場には「今後一段の増額修正もあり得る」(アナリスト)と予想する声もあり、株価には再上昇機運が膨らんでいる。配当利回りも10%強の水準にあり投資妙味が指摘されている。商船三井と川崎汽も同日に増額修正を発表しており、海運3社の株価再人気化が期待されている。
出所:MINKABU PRESS
1 メタバース
2 量子コンピューター
3 原子力発電
4 PCR検査
5 半導体
6 円安メリット
7 ディフェンシブ
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9 防衛
10 海運
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「海運」が10位となっている。
昨年以降の株式市場で、最も高い人気を集めているセクターのひとつが「海運」だ。例えば、海運の代表株である日本郵船<9101.T>の株価は、20年末から今年6月末までの1年半に約3.9倍に急騰した。商船三井<9104.T>も約3倍高、川崎汽船<9107.T>も約3.9倍高を演じている。
この株価急騰の背景にあるのが、業績の急拡大だ。郵船の22年3月期連結営業利益は前の期比3.8倍の2689億円と大幅増益となり最高益を更新。これを受け、1株当たり配当も前の期比1250円増の1450円への大幅増配を実施した。コンテナ船を中心とする貨物輸送需要が旺盛なうえに、サプライチェーンの混乱が長期化し、運賃が高騰した。このことが、業績急拡大と株価急騰につながった。
ただ、絶好調状態の海運業界も「今期は業績がピークアウトするのでは」(市場関係者)との警戒感が出ていた。実際、期初時点での郵船の23年3月期の同利益は前期比30.5%減の1870億円と減益が予想されていた。
しかし、7月21日に同社は、旺盛な貨物需要の継続を背景に今期同利益を2500億円(前期比7.0%減)とする上方修正を発表。市場には「今後一段の増額修正もあり得る」(アナリスト)と予想する声もあり、株価には再上昇機運が膨らんでいる。配当利回りも10%強の水準にあり投資妙味が指摘されている。商船三井と川崎汽も同日に増額修正を発表しており、海運3社の株価再人気化が期待されている。
出所:MINKABU PRESS
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