―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 エコス <7520>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比21.3%減の11.1億円に減り、3-8月期(上期)計画の25億円に対する進捗率は44.8%となり、5年平均の45.0%とほぼ同水準だった。
▲No.5 ビックカメラ <3048>
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比7.2%減の170億円に減ったが、通期計画の198億円に対する進捗率は86.4%に達し、5年平均の76.5%も上回った。
▲No.6 サムティ <3244>
22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比29.0%減の19.9億円に減り、通期計画の150億円に対する進捗率は13.3%にとどまり、5年平均の60.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7520> エコス 東P -9.81 7/12 1Q -21.25
<7725> インターアク 東P -2.74 7/12 本決算 85.95
<7818> トランザク 東P -2.68 7/12 3Q 3.28
<2294> 柿安本店 東P -1.89 7/12 1Q 49.33
<3048> ビックカメラ 東P -1.19 7/12 3Q -7.24
<3244> サムティ 東P -0.92 7/12 上期 -29.02
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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