決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ビックカメラ、サムティ、インターアク (7月12日発表分)

配信元:株探
投稿:2022/07/13 15:22

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 エコス <7520>
 23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比21.3%減の11.1億円に減り、3-8月期(上期)計画の25億円に対する進捗率は44.8%となり、5年平均の45.0%とほぼ同水準だった。

▲No.5 ビックカメラ <3048>
 22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比7.2%減の170億円に減ったが、通期計画の198億円に対する進捗率は86.4%に達し、5年平均の76.5%も上回った。

▲No.6 サムティ <3244>
 22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比29.0%減の19.9億円に減り、通期計画の150億円に対する進捗率は13.3%にとどまり、5年平均の60.5%も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<7520> エコス     東P   -9.81   7/12   1Q   -21.25
<7725> インターアク  東P   -2.74   7/12 本決算    85.95
<7818> トランザク   東P   -2.68   7/12   3Q    3.28
<2294> 柿安本店    東P   -1.89   7/12   1Q    49.33
<3048> ビックカメラ  東P   -1.19   7/12   3Q    -7.24

<3244> サムティ    東P   -0.92   7/12  上期   -29.02

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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