決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ニトリＨＤ、霞ヶ関Ｃ、象印 (7月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月30日から1日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　クラウディア <3607>
　22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常損益は7億3300万円の黒字(前年同期は6800万円の赤字)に浮上して着地した。

★No.3　象印 <7965>
　22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比16.8％増の55.9億円に伸び、通期計画の60億円に対する進捗率は93.2％に達し、5年平均の71.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｇ 　 +14.07 　　7/ 1　　　3Q　　　　赤縮
<3607> クラウディア 　東Ｓ　　 +8.08 　　7/ 1　　　3Q　　　　黒転
<7965> 象印 　　　　　東Ｐ　　 +4.27 　　7/ 1　　上期　　　 16.84
<9843> ニトリＨＤ 　　東Ｐ　　 +1.43 　　7/ 1　　　1Q　　　-14.92

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース