ＴＯＷ、今期経常を16％下方修正

　テー・オー・ダブリュー <4767> [東証Ｐ] が6月15日後場(13:00)に業績修正を発表。22年6月期の連結経常利益を従来予想の10億円→8.4億円(前期は6.9億円)に15.9％下方修正し、増益率が43.3％増→20.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.1億円→0.5億円(前年同期は2.5億円)に75.7％減額し、減益率が16.3％減→79.7％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当連結会計年度における第３四半期までの業績は、前回発表予想に対して計画通りに推移しておりました。しかしながら、2022年１月から３月21日まで断続的に発出されたまん延防止等重点措置による影響を受け、当社グループが得意とする広告市場における大規模なリアルイベントについて、当該期間における発注が見送られ、納期となる第４四半期の業績に影響しております。このような状況を勘案し、2022年６月期通期連結業績予想の見直しを行った結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに、2021年８月10日の公表値を下回る見込みとなりました。また、配当金につきましては、１株につき期末配当金を７円、通期で14円を予定しており、2021年８月10日の公表から変更ありません。（注）上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。